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 2017年1月24日 volumio2

 昨日、私のRapberry Piを動かしているOS? 音楽プレーヤー? どう表現していいのか知識のない私にはいまだによくわからないのだが、とにかく、volumioというソフトを更新した。これまでは1.55というバージョンを使っていたのだが、この作業で2.01になった。

 そうそう、Raspberry Piについては以前書いたことがあるが、手のひらに載るちっちゃなコンピューターである。イギリスのラズベリー財団というところが教育用に販売している超小型のコンピューターで、これ、四日市の啓樹はテレビに繋いでディスプレーにし、使いこなしてプログラミングなどをしているらしい。何でも、クラスに同じ趣味を持つ友だちが複数いるというのだから、小学6年生恐るべし! だ。

 そしてvolumioとは、このRaspberry Piをネットワークプレーヤーの一部として使うためのソフトだ。volumioをインターネットからダウンロードし、マイクロSDカードに焼く。このカードをRaspberry Piに差し込めば、あら不思議。このちっちゃなコンピューターが音楽ファイルが置いてある貯蔵庫(普通はNASUSBメモリー、ハードディスクなどを使う)から指定した音楽ファイルを取り出し、デジタル信号をアナログ信号に変換するDACDigital Analog Converter)に送り出す。DACからはアナログ信号に代わった音楽信号が出て来るので、これをクリスキットに入力して増幅する。

 まあ、そのようなものである。
 で、そのvolumioが最近、バージョンアップした。しばらく前からその事実は知っていたが、何となく面倒なので放っておいた。それでも、充分にいい音で音楽は楽しめたからである。

 ところが、しばらく前からおかしな現象が出始めた。volumioを差し込まれたRasberry Piは、貯蔵庫にある音楽ファイルの一覧表を自分で造る。私たちはChromeSafariといったネットワークブラウザでRapberry Piにアクセスしてその一覧表を見、聴きたい音楽を選ぶのだが、我が家のRaspberry Piを立ち上げると、その一覧表がいつも壊れているのである。電源を落とすと一覧表を忘れてしまうらしい。だからRaspberry Piは立ち上げるたびに一覧表を作り始める。 これ、結構時間がかかる。
 恐らく、volumioの一部が何かの原因で壊れたのだろう。マイクロSDカードに新しくvolumioを焼き込み、まっさらのvolumioで動くようにすれば正常に働くようになるはずだが、先送りにしていたのだ。それが昨日になって突然、

 「だったらこの際、volumioをバーションアップしちゃおう」

 と、何故か思い立ったのだ。

 この作業を普通に行うのは、なかなか困難である。私が愛用するMacの場合は、なんでもターミナルというアプリを立ち上げ、その画面で焼き込む操作をする。これ、Raspberry Piを使い始めた時に何度かやってみたが、どうしてもうまく行かない。だが世の中は良くしたもので、ネットで探していたら、私のような不器用なものでも作業ができるようにしてくれるApplePi-Bakerというアプリが見つかった。私でも、ものの4、5分もあればvolumio入りのmマイクロSDカードを作ることができる優れものである。

 前回書いたように、パソコンでする作業はいま、「らかす」を書く作業以外はすべてMacBook Airでやっている。ApplePi-BakerはまだMacBook Airにはダウンロードしていなかったので、昨日の作業はApplePi-BakerMacBook Airにダウンロードすることから始めた。そして次に、volumio2.01もダウンロードする。ここまで終われば、あとは簡単な作業である。

 新しく造ったマイクロSDカードをRaspberry Piに挿し、電源を入れた。最初はIPアドレスが自動で割り振られるので、ブラウザに「volumio.local」と入力する。ここでうまくつながるかどうかが最初の試練である。

 3度ほど繰り返したら、うまくつながった。なかなか派手な画面である。これ、ジャケ写も表示するらしい。

 次は、各種の設定をしなければならない。何をどう設定すればいいのかを忘れないために、バージョン1.55の設定画面をすべてプリントした。万全の体制である。

 ところが、だ。いざ作業を始めようとして愕然とした。設定画面がまったく違う!

 ・マイミュージック
 ・プレイバックオプション
 ・外観
 ・ネットワーク
 ・システム
 ・プラグイン
 ・アラーム
 ・スリープ
 ・クレジット
 ・シャットダウン


 こんなに沢山設定項目があるのだ。しかも、「マイミュージック」「プレイバックオプション」「外観」「プラグイン」「アラーム」「スリープ」なんてのは1.55にはなかったぞ!

 確かにコンピューターは暮らしを便利にしてくれた。その代償が、このようなハードルが沢山出てきたことだ。これを乗り越えなければ2.01は使い物にならないのである。

 マイミュージックは、音楽ファイルを置いてある貯蔵庫を指定する項目だと分かった。私の場合はQnapNASである。だが、どうやったら指定できるのか? 1.55とはまったく指定の仕方が違うのである。

 プレイバックオプションは出力方法の指定、データのバッファサイズ(一度読み込んで貯めておく容量。ということは、NASから持ってきたファイルをそのまま即時に送り出すのではなく、一度貯め込んでおくらしい。音が途切れるのを防ぐ工夫だろう)、など、まあ何とか分かる項目もあった。しかし、出力デバイス、DAC Modelは、何度か挫折しかかった。だって、私が使っているDACは友人I君が作ってくれたもので、Modelの一覧表には現れないのである!

 ネットワークではRaspberry PiIPアドレスを固定にした。これは1.55でもやったから簡単である。システムではプレーヤーの名前を決める。起動時のサウンドはonにした。プラグインは無視。アラームも無視。これで何とか動くだろう!

 動かなかった。ステレオから音が出ない!

 ネットで設定方法を読み、何度かやり直した。それでも音が出るまでには4、5回設定をやり直さねばならなかった。決め手になったのは

 ・出力デバイス
 ・DAC Model


 であった。正常に音が出るまで、約1時間。音楽が流れ出した時の嬉しさと言ったら……。

 だからだろうか。私の耳には、2.01になって音の粒立ちがじつに瑞々しく感じられた。ベールが1枚取れたような、切れ込みのいい音である。Raspberry pivolumioで音楽を聴いている人は、一刻も早くvolumioのバージョンアップをした方がいい!
 というのは、単なる自己満足か?

 いずれにしても、バージョンアップの満足度は100%。そうそう、電源を落とすとRaapberry Piがすべての記憶をなくして音楽ファイルの一覧を新に作り直す症状もなくなった。

 1つだけ文句をつけるとすれば、フォルダごとのアップデートができないことだ。音楽ファイルは日ごとに増える。新しくリッピングしたアルバムは、どこかのフォルダに入れるのだが、1.55ではそのフォルダだけアップデートすることができた。Eric Claptonの新しいアルバムを新たに音楽ファイルに加えれば、Eric Claptonというフォルダだけアップデートすれば済んだ。それが2.01では、その作業ができないようなのだ。だとすれば、全体をアップデートするしかない。ちょっとだけ不便になったところである。


 昨夕は、友人O氏の自宅で、個人事業主になったことに伴って会計処理を頼む会計事務所の親分と酒を飲んだ。O氏も彼に頼んでいるそうだから、まあ、間違いはあるまい。何でも、個人で事業を始めると、様々な手法を使って節税ができるのだそうだ。いまのところ12万9600円しか収入のない我が事業でも、それなりの戻し税が期待できるのだそうだ。

 それはそれとして、昨夕は寒かった。このところ、夜の飲み会には歩いて参加することをモットーとしている私は、自宅からO氏宅まで歩いた。
 寒かった。凍えそうだった。寒気にさらされた我が耳はジンジン痛くなった。それだけでなく、ズボンに守られてるはずの両足も、冬場でもズボンのしたにはブリーフしかはかない我が生活スタイルのためか、冷えて冷えて、筋肉が凍りそうだった。
 高齢者に、冬は敵である。
 まあ、だから早足になったのだろう。約25分かけて到着した時は身体が汗ばんでいた。

 春が待ち遠しい高齢者の冬である。



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