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 2013年10月4日 作業は順調

 懸念したデジタルビデオテープのコピー作業であるが、これまでのところ、順調に進んでいる。すでにテープ18本がデジタルデータとして、ブルーレイレコーダーに記録された。

 「まだそれだけか?」

 という声もあるかもしれない。うん、まだこれだけなのだ。
 一つには、ブルーレイディスクになっている映像のコピーから始めたことがある。
 
 いまでは3種の神器と呼ぶ、

 DVE795(デジタル時代の、いわゆるノイズキャンセラー。コピー制限信号をカットする)
 HVE-701(デジタル端子から出てきた信号を音声信号と合成、HDMI規格で外に出す)
 ADVC HD50HDMIで受け取った信号を、IEEEで外に出す)

 の3つの機器が我が家に揃ったとき、とりあえずのテストとして、ブルーレイプレイヤーからの映像信号をこの3種の神器につなぎ、レコーダーで録画できるかどうかを試した。
 それがうまくいったため、3種の神器を揃えるに当たって有力スポンサーとして登場した東京のSさんが欲しがるに決まっている Eric Clapton 関連のディスクのコピーから始めてしまった。それが、

 Live in Japan 2009
 Crossroads Guitar Festival 2004
 Crossroads Guitar Festival 2007
 Crossroads Guitar Festival 2010
 HARD ROCK CALLING
 Band du Luc
 Cream Reunion


 などなど積み重なり、しかもレコーダーに記録した信号はディスクに移さねばものの役に立たず、一方でコピーしながら、一方ではディスクに落とさねばならない。
 そう、なかなかやっかいな作業なのです。とりわけ、レコーダーにコピーするには、等倍、つまり2時間の番組は2時間かからねばコピーできないとあって、時間いくらあっても足りないのであります。

 それでも、すでに40本ぐらいはコピーしたか。作業が実質的立ち上がったのが今週。つまり平日であったことを考えれば、そこそこの実績は残せたのではないかと自負している。
 仕事で出かける際にテープをセットしてコピーを始め、戻ってレコーダーとテープデッキを止め、録画しすぎた部分をカットするなどという涙ぐましい作業の積み重ねである.もっと詳細に、正確に表現すれば、膨大に仕事をさぼった結果でもある。
 会社の連中が、「らかす」など読んでいないことを切に願うものである。

 しかし、やってはみるものだ。いくつか驚きがあった。

 ポール・マッカートニーのビデオクリップというタイトルが付されたビデオテープがあった。これもコピーせねばと作業を始めると、出てきたのは岡林信康の日比谷野音でのコンサートであった。うん、ポールのビデオクリップよりいい。
 だけど、なんで岡林がポールになるんだ? タイトルをつけたのは私のはずだが。

 以前、再生して

 「ああ、これはいかんわ。強い雨が降ったのかなあ。ブロックノイズだらけじゃないか」

 とがっかりしたテープがあった。 The BeatlesA Hard Day's Nightである。それでも捨てるのがもったいなく、テープは取っておいた。
 それを、物は試しと、コピーすべくテープデッキに入れて再生してみた。

 「なにこれ、綺麗ジャン」

 我が家には、ハイビジョンの A Hard Day's Nightが備わることになる。

 まだまだ作業は始まったばかりだ。我が事務室には、ビデオテープがぎっしり詰まった段ボール箱が2つと、段ボール箱から出したテープが37本あり、出番を待っている。

 とりあえずは音楽ものからコピーを始めたが、いずれは

 火垂るの墓
 火の鳥


 など、啓樹や瑛汰に是非見て欲しいアニメもハイビジョンのままブルーレイに出来る、

 おばあちゃんの家
 ウォルター少年と、夏の休日
 エニイ・ギブン・サンデー
 禁じられた遊び
 シモーヌ
 ライフ・イズ・ビューティフル


 など、あなたにも、あなたにも、世界中の人にも見ていただきたい名画が、ブルーレイで気軽に見られるようなる。
 心から楽しみに思う。終わるまで何ヶ月かかるか不明だが、コツコツ続けるしかない。

 にしても、だ。
 これまでの録画機器は、必ず上位互換であった。つまり、新しい規格で機器が登場しても、それまでの規格で録画したものは、新しく登場した機器で必ず再生できた。
 その連続性が初めて断ち切られたのが、ハイビジョン録画機としてのデジタルビデオレコーダーからブルーレイレコーダーへの進化である。
 映像コンテンツに関わる業界の無責任な規格作りが、飛んでもない落とし穴をつくってしまった。ために、私のように長年悩み、とうとう沢山のお金を投じて、違法合法すれすれの機器を買い集め、膨大な時間を費やして、採り貯めた映像資産を、新しい規格に合わせる作業を強いられる者が出る。

 この間、規格作りに携わった者どもの猛省を促したい。というか、手前ら、豚に蹴られて死んじまえ!

 いま、頭の後ろでは、盲目の歌手、長谷川きよしが歌っている。

 

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