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 2013年8月5日 真夏の珍道中・中休み

 明日は所用で朝から東京に出かける。戻りは11時近くになる見込みだ。つまり、明日は日誌を書けない。

 ということで、できれば今日中に「真夏の珍道中」を脱稿したいと思い、40分ほど前から、ウイスキーをちびちび飲みつつ、Eric ClaptonSession for Robert Jを聞きつつ(私、この中に入っているFrom Four Until Lateという曲が、何故か大好きで、自分のギターでコピーを試みております。ところがタブ譜が手に入らず、やむなくほかのソースで誤魔化しておりますが)、キーボードを叩き続けていたのだが、

 突然、パソコンの画面がブラックアウトした。

 ん? 何が起きた? ソフトの不具合か? パソコンがクラッシュしたか?
 慌てて原因を探ると、何のことはなかった。デスクの下の足元にテーブルタップがあり、パソコンの電源はここから取っている。
 それに足で触っていた。触るだけならまだしも、テーブルタップにあるスイッチを、ご丁寧にパソコンのところだけオフにしていた。何のことはない、私の左足の親指が、パソコンの電源を落としていた。

 「えっ」

 思わず、己のむき出しの腿を平手ではたきながら、電源を入れ直した。パソコンは何のことなく起動したものの、書いたはずの原稿はホワイトアウト。真っ白で何も残っていなかった。

 というわけで、私の気力は萎えた。とてもじゃないが、いまここで、消えた原稿を最初から書き直す気力はない。よって本日は、「真夏の珍道中」は中休みとする。景趣と瑛汰と大ババと妹嫁と私は、は阿蘇から大牟田に戻る車中に居続けることにする。


 思い起こせば、今日はろくな日ではなかった。
 目覚めは8時。何時に寝ても外が明るくなると目覚めるという一事の症状が完全に消えたのは喜ばしいのだが、だからといって私の身体が若返ったわけではない。
 食事を終えて向かったのは整形外科である。2週に1度は行かないと薬がなくなる。なくなれば、腰が痛む。

 帰りに、妻女殿に頼まれた仕事を片付ける。まずは難病治療に対する公費補助をいただくための書類の提出である。
 出がけに、

 「こんな書類ばかりで」

 とぼやく妻女殿に、

 払いすぎた税金を取り戻していると考えればよろしい」

 と言い置いて家を出た用件である。ま、すべて物事は考え方次第なのだ。

 終えて、買い物。本日の注文は、海苔、ゴマ、洗剤、牛乳、556、缶ビール、スプーン、フォーク。

 ヤオコーで前4品を購入。あとは昼からの買い物と切り上げる。

 昼食後、メガ・ドンキへ。知る限り、ヱビスビールの500ml缶が一番安いのはここだ。24缶で6180円。ついでにウイスキーを1本。556(錆び落とし)も。
 思い缶ビールを抱えて4階の駐車場まで行き、その足でセブン・イレブンへ。福岡から送らせたクロワッサンの代金を振り込む。このクロワッサン、桐生市の元有力者O氏への土産である。

 私は、鄙びた店にからきし弱い。鄙びた店に、

 「えっ、こんな高級品がある!」

 なんて体験をすると、欣喜雀躍する。
 そんな店で、フォークとスプーンを買う。
 店頭にあったのは、フォークもスプーンも一つ100円。

 「おじさん、もっといいものない?」

 「あ、いいヤツがいいんですか。はいはい、ちょっと待ってください、最近はね、景気が悪くて、いい物を出していても売れないもんでね」


 いや、スプーンもフォークも、景気がいいから売れるってものではないと思うが……。
 おじさんはしゃがみ込み、低い棚の下にある箱を沢山引きだし始めた。ここが、小物の在庫品をストックしておく倉庫らしい。

 「えーっと、もっと高いヤツがあったはずだが……」

 が、いくら待っても、その高級品は姿を露わさない。

 「えーっ、なかったかなあ……。ないなあ。でも、これ、店頭に出していたこれもいいヤツですよ、18-8ステンレスですし」

 私、こんな空気が大好きだ。心が和む。うん、いいよ、それで。

 「で、いくら?」

 「はあ、スプーンもフォークも1本100円です」

 やっぱり100円。セットで半ダース、計1200円。いい買い物だったのかどうか。

 フーッ。で、夕方マッサージ。

 つまり、本日は病院マッサージ買い物で終始したの。たいした1日ではない。

 えっ、ワークデイだろうって? 
 あのね、働くには食べなきゃならないし、飲まなきゃならないし、洗濯しなきゃならないし、お金を払わなきゃならないし、錆び落としもしなきゃならないの。労働とは、そのような細々とした上に成り立っている崇高な事業なのであります。ま、今日は崇高な域まで達しなかっただけのことであります。

 というわけで、「真夏の珍道中」は、とりあえず中休みします。次が読みたくて仕方がない方(はほとんどいらっしゃらないだろうが……)、御免なさい。
 7日には必ず次を書きますので、しばらくお待ち下さい。

 

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