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 2012年7月16日 Come Back

 長らくのご無沙汰であった。
 いや、別に体をこわしていたわけではない。先週末から今週はじめにかけて炎天下(と言うほど日差しは強くなかったが)での仕事に追われた。仕事に一区切り着いたなと思ってのんびりしているうちに、いつの間にか日を重ねてしまったというのが実情である。
 簡単に言えば、サボり癖がついたのだ。

 ネタがなかったわけではない。
 先週の日曜日、8日には、あの頭脳警察のPANTAが、桐生でコンサートを開いてくれた。
 
 3年ほど前のことだ。ついでがあったとかで桐生の我が家に立ち寄ってくれたPANTA

 「俺がいるうちに、桐生でコンサートを開いてよ」

 と頼んだ。それが、やっと実現した。場所は、本町5丁目のVillage。当日は昼過ぎから会場の設営を手伝い、ついでにリハーサルに付き合い、家に妻女殿を迎えに行った後は、ひたすら開演を待った。

 4時開演のところ、

 「遅れてる客がいるんだって。安堂さん、5分押しでいい?」

 とPANTAのマネージャーに言われ、別に反対する理由もなから放っておいたら、4時5分にコンサートが始まった。普段は30席で営業している店に、テーブルを一つ外し、桐生の元有力者O氏に協力を仰ぎ、彼所有の折りたたみ椅子を10脚入れて40席の会場とした。ついでながら、うち1脚を勝手にいただいた。ギターの練習用にピッタリな椅子なのである。
 たった40席の会場でのライブ。贅沢、ここに極まれり、である。

 当初の予定では、4時に始まったコンサートは4時45分にいったん休憩に入り、5時再開。6時に一度終えてアンコールを受け、6時10分に終了するはずだった。
 時間が時間である。終われば夕食だ。

 「だから、どっかで飯食えるようにしておいて」

 とマネージャーに頼まれ、これも桐生の元有力者O氏に依頼して、隠れ家的な店を予約しておいた。早ければ6時半、遅くても7時には始まる宴会である。

 コンサートの後半は5時を15分ほど過ぎて始まった。当初の予定より15分遅れている。だが、その程度の遅れなら宴会は7時に始められる。
 安心して音楽に浸った。ひたすら聞き惚れるほかの客を尻目に、腕を振り上げ、体を揺らし、時には声まで発する我が妻女殿の異様さが目立った程度である。

 「お前だけ乗ってるな」

 と牽制すると、

 「田舎の人は乗り方を知らないのよ」

 と宣うた。そうか? お前の乗り方は、セイウチがのたうっているようにしか見えないが、と心の中で思いつつ、さすがに声にする勇気はなかった私である。

 乗りに乗ったPANTAは疾走した。6時半、まだ終わる気配はない。6時50分、どう見てもノリノリだ。

 「おいおい、コンサート後の宴会、どうなるんだ?」

 宴会の手配を任されていた私は気が気ではない。ファンとしては1曲でも多く聴きたい。しかし、宴会の主催者としては1秒でも早くコンサートを終えて欲しい……。
 コンサートとは、関係者として関わると、音楽を心からは楽しめないものなのである。

 7時を回った。相変わらずである。7時5分過ぎ、やっと

 「では、最後の曲……」

 とPANTAがいった。ホッとした。歌い終えて引っ込む。ここでアンコール要求の手拍子が起きるのはコンサートのお約束である。

 「いや、あの、今日はアンコールなしということで……」

 と本音を口にしようものなら、この会場から叩き出されるのは目に見えている。
 と思っているうちに、手拍子に乗ってPANTAが再登場した。舞台の袖からではなく、なぜか客席のいちばん後ろにあるドアから入ってきて客をかき分けながら舞台に到達するというのは、さて、様になるのかならないのか。

 それから数曲、最後は

 「私が、初めて桐生でコンサートをやるきっかけを作ってくれた安堂さんに」

 と、

 「さようなら世界婦人よ」

 で締めてくれた。
 嬉しかったが、時計を見ると7時半を回っている。どうしよう……。


 ね、休筆中には、こんな出来事もあったのです。決してネタがなかったわけではありません。
 そうそう、このコンサートに、あのお騒がせおばさん、桐生に庭山・元市議もお見えになっていたことをご報告しておきます。


 で、13日金曜日には、長らく修理にいっていた000-28ECが戻ってきた。それなりにエピソードはあったのだ。ただただ、私にサボり癖が着いたがための休筆であった。


 で、我が家でいま発生しているのは、時ならぬ

 頭脳警察フィーバー

 である。

 あのコンサート会場で、PANTAのライブ映像を収めたDVDを2枚買ってきた。私が仕事で出ている間にご覧になった妻女殿は

 「音、よくないわね」

 とCDをおかけになった。
 
 私は、コンサートで聞いた

 万物流転

 が耳から離れない。

 G—Em—C—G G—Em—C—D—G

 
という簡単なコード進行で、さびの部分は

 Am—G Am—D—Dsus4—D


 となる。

 特徴は、前奏部分と間奏部分のGで、ハイポジションで抑えるのだが、1音目だけは人差し指を浮かせて6弦をF♯からGにスライドさせるのである。ボウーンという感じの低音が出て、はなはだかっこがいい。

 というわけで、戻ったばかりの000-28ECで、この曲の練習に励む。

 さらに。
 ネットで頭脳警察のディスコグラフィーを見ていたら、我が家にないDVDがあった。

 頭脳警察 from 全曲 LIVE 〜反逆の天使〜

 4枚組で1万2753円。直ちに発注、何と翌日の本日届いた。まだ見ていないが。

 この、時ならぬフィーバー、さて、いつまで続くことやら。

 今日は近くの館林市で全国1の気温を記録したそうだ。
 夏本番である。
 私のホームページをお読みいただく方々である。それほど若さと健康をお持ちの方がいらっしゃるとは思えない。
 ので。
 皆様、お体を労ってやってください。一緒に、とりあえず元気に秋風を待とうではありませんか!

 

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