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 2012年6月15日 不思議

 地元の夕刊紙「桐生タイムス」によると、桐生市議会は今日本会議を開き、例の

 「庭山由紀議員に対する除名を求める懲罰動議」

 が上程されたのだそうだ。その後、懲罰特別委員会が設置された。問題市議の首切りが粛々と動き始めた、というところである。
 それはいいのだが、

 「えっ!」

 と思ったことがある。その庭山市議、本会議で弁明の機会を与えられたにもかかわらず、本人から

 「しゃべりたい」

 との申し出がなかったそうなのだ。従って本日は、庭山市議の華やかな演説もなく、文字通り粛々と本会議は進んだのだという。
 ここまでやってきて、なぜ?
 と訝るのは、私だけではないはずだ。

 で、知り合いの数人に電話で聞いてみた。

 「何で弁明しないのかね」

 と、ある知人はいった。

 「だって、庭山さん、当然裁判で争うんでしょ? だとすると、弁明の機会を自分で捨てちゃったのは、裁判闘争の視点からまずいよ」

 彼によると、市議会が弁明の場を設けたにもかかわらず、本人がそれを使わなかったということは、懲罰動議の中身を認めたということになりかねないというのだ。

 「裁判になったら、市議会側はそう主張するでしょ? それを覆すのは相当に難しいよ。裁判戦術を間違ったとしか思えない」

 なるほど。

 別の知人はいった。

 「もう、諦めちゃったんじゃない?」

 彼によると、この問題が起きたあと、庭山おばさんは、周囲に

 「市議なんてやめちゃおうか」

 といってる節があるという。それは、多数に屈したのではなく、己の考える市民運動を継続するには、市議の資格がない方がいいのではないか、と考え出したというのだ。

 「1市民になっても、情報公開請求やなんかで市当局を痛めつけることは十分にできるからね。そちらの方が効果的だとしたら、除名動議と戦う意味はないってことだよ」

 なるほど。

 第3の知人は、違った見解を持つ。

 「本会議の場で弁明しなくても、裁判で勝てる決定的な何かをつかんでるんじゃないの?」

 もし、そんなものを彼女が持っていたら、市議会本会議場でやじり倒される愚を犯すことなく、懲罰動議成立後ただちに、議員の地位を保つための仮処分申請をして議員資格を回復し、あとはゆっくり裁判で、首切りに走った連中を痛めつければいい。それも快感ではないか。

 なるほど。

 が、数多の新聞を見ても、彼女の考えはどこにも書いてない。彼女がほとんどコメントを拒否しているからだ。ま、ブログやツイッターで、盛んにマスコミの悪口を書きまくっているらしいから、そんなマスコミの取材に応じて己の考えを述べないというのは、首尾一貫しているとはいえるが。

 だから、分からない。庭山おばさん、どうするんだろう?

 とりあえず、市議会ではあと2回、つまり懲罰特別委員会と、懲罰動議を採決するための本会議の場で、彼女に弁明の機会が与えられるらしい。1回目はパスした。2回目、3回目の機会を彼女は使うのか?

 面白くなってきた。

 

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