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 2011年9月11日 緩い顔

 というタイトルを見た瞬間に、今日の題材を思いつかれた方も多いかと思う。
 いや、私ではない。私は常に題材になっている。改めて「緩い顔」で私を取り上げる必要はない。

 そうそう、鉢呂のオッサンであります、経済産業相だった。

 1948年初頭の生まれだから、現在63歳。大臣になるまで顔も知らなかった。見た瞬間に、

 「ありゃ。ネジが、3本飛んで締まりがなくなった顔だ。大丈夫か、こいつ?」

 と危惧の念を覚えたのが私だけであったら、世の中は人を見る目がない阿呆の集まりでしかない。
 いつもおどおどしているギョロ目締まりのない口元。さて、あとは何を描写すればいいのか。

 男は40を過ぎたら自分の顔に責任を持てという。その程度の時間をかければ、それまでの人生の過ごし方が顔に焼き付く。
 だらしのない半生を過ごしてきた男の顔は限りなく緩む。
 何度も修羅場をくぐり抜けた男の顔は、厳しさを漂わせる。
 他人の隙ばかり狙っていると、鼠顔になる。
 うすらトンカチな人生だと、茫洋とした顔になる。
 律儀さだけの人生は、三流銀行マンの顔を作る。
 女の尻を追いかけるだけの人生は、私の顔になる……?

 
 案の定、その男が大臣の座から滑り落ちた。9月2日に就任し、11日に辞任。9日天下であった。
 辞任せざるを得なくなった小学生並みの発言のあほらしさは、皆様、テレビや新聞で充分ご存じのことと思う。私は、ある発言、あるいは失言を取り上げて政治責任を問う政界に違和感を持つが、この男の今回の失言だけは弁護する気にもなれない。

 このような男を大臣にせざるを得ない民主党は、どうしようもない人材難である。大丈夫か、野田政権?

 そういえば、財務相になったチビ安住が、G7に出ていた。この人の顔も締まりがない。おまけに、挙措動作にも締まりがない。
 記念写真を撮るシーンで、まあ、欧米の代表者と肩が並ばなかったのは、チビだから仕方がない。が、抑えようもなく顔面からにじみ出ていた笑いは、あれはいったい何なのだ? ああ、俺も、世界先進国の代表者と席を並べて、国際社会の行く末に発言する地位になでたどり着いたという自己満足の表れか?
 世界経済はいま、極端なドル安、ユーロ安、結果としての円高という異常事態にある。その対策を話し合う会議でやに下がっていていいのか?
 そもそも国際会議というのは、他国をだましてでも自国の利益を追求する場なのである。にやにや笑いながら日本の利益を確保することができたのかね、安住君?

 ああ、何となく先行き暗いなあ……。


 私のギターも先行きが暗い。
 この週末、1日平均3時間ぐらいギターを抱いていた。ヘルニアの腰を抱える私には辛い姿勢だが、ほかにやることもない日々だった。
 なのに、クリアできないのである、Old Loveを。
 この曲、ギターにヴォーカルを合わせるのが極めて難しい。歌っていると、ギターのリズムが見えなくなる。おまけに、一番高い音が、私の整体の能力外にはみ出している。
 ギターソロが、さらなる課題である。もう数ヶ月も練習を続けているのに、いまだに早退きの部分で指が追いつかない。

 「安堂さん、これは1年ほどの時間をかけないと弾けない曲ですよ」

 ギター教室の先生は優しくおっしゃる。だけど、1曲に1年もかけていたら、死ぬまでに何曲弾けるようになるのだ?

 とはいえ、練習を始めたころに比べればはるかに弾けるようにはなった。あえていえば、出口が見えそうなところまで来ている。なのに、最後の1歩がなかなか進まない。

 Old Love —— 終わった恋、を乗り越えるのは、人生最大の難事である。ま、未経験とはいわないが……。

 明日も、Old Loveを乗り越えるチャレンジが続く。

 

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