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 2008年6月5日 見つけた! けど……

 とうとう発見した! というか、知りたかったことが書いてある本を見つけた!

 知りたかったこと。ハイビジョンで録画したデジタルビデオテープからブルーレイディスクへのダビング法である。2003年4月以降のデジタル放送には、悪名高きコピーワンスというガードがかかっており、ほかへのコピーができないことは、らかす日誌「2008年4月12日 372本」で書いた。我が家では372本がコピーできず、テープのまま残っていることもそこに書いた通りである。
 その後、再放送を録画して369本まで減った。だが、膨大な量であることには変わりない。こいつらを何とかハイビジョンのままディスク化したい。私の願いである。それが実現しそうなのだ。

 昨日、書店で「ラジオライフ 7月号」が目にとまった。ちょいと危ない本で、これまで存在は知っていたが買ったことはない。何気なく表紙を見ていたら、それがあった。

 「パソコンいらずのフルハイビジョンコピー」

 ひょっとしたらと思い、1冊掴んでレジに向かった。590円である。これでデジタルビデオテープがディスクに変身するのなら安い買い物だ。

 我がものになった本の該当ページを開いた。

 「地デジやBS/CSデジタルの美しいハイビジョン放送(HDTV)を、完全コピーフリーのHDV形式で保存できる究極の裏技を公開! しかもびっくりするほど簡単! パソコンはいらないし、知識や技術もいらない。楽チンでできてしまうゾ!」

 これですよ、これ、私が待っていたのは。590円の投資は決して高くない!

 が、読み進むに連れて意欲が萎えた。問題が2つある。

 1つは、コピーワンスのガードがかかったブルーレイディスクをコピーする方法であることである。出力端子の問題なのだが、だとすると、私のようにコピーワンスがかかったデジタルビデオテープをディスク化したいという目的には、そのままでは使えない。

 2つ目は多額の出費が必要なことだ。
 必要な機器は2つ。コピーワンスの信号を解除する「JACKALL」2万4800円。これだけならまあ買ってみようかと思う範囲である。だが、もう一つ機器が必要なのだ。「ADVC HD50」9万8000円! 私の理解の範囲内で簡単に言えば、入力端子を換えるための装置である。「JACKALL」は優れものらしいが、こいつはDVI端子で信号を受け取り、HDMIで吐き出す。だが、ブルーレイレコーダーにはHDMI入力端子はなく、i.LINKでないとハイビジョンの信号を受け取れないのだ。たったそれだけのことに、9万8000円……。 合計で12万2800円もかかってしまう。
 やっぱり、590円ぽっちでは、コピーワンスを破れないのである!

 だが、だからといって捨て去るのは惜しい。気になる。特に気になるのは、デジタルビデオテープをコピーする方法がないかということである。必死に考えた。

 こんな制約があるのは、「JACKALL」DVI入力端子しか持たないためだ。
 HDMI出力端子から出てきた信号は、変換ケーブルでDVI信号に変えることができる。だが、デジタルビデオデッキも、デジタルチューナーもHDMI出力端子を持っていない。デジタル信号を受け渡しするのはi.LINK入出力端子だけである。なのに、i.LINKの信号をDVI信号に変えるケーブルはない。
 だから、このままではデジタルビデオテープのコピーはできない。

 いや、ごめんなさい。専門用語がたくさん出て、なんか小難しいはなしになってしまったよね。でも、ご安心を。実のところ、私にも何のことかよく分からない。ただ、機器と機器の間でデジタル信号を受け渡しする規格が、いくつもあるということがおぼろげながら分かるだけだ。もっと端的にいうと、i.LINKの端子にはDVIのコネクターもHDMIのコネクターも刺さらないことしか分からない。何でここに刺さらない、と思ったことが何度もあるからだ。よく見れば、すべて形が違う。

 詳しく知ってみたいという方は、こちらを。
 HDMI
 DVI
 i.LINK

 ま、詳しく知ってもこれから先の話の役にはあまりたたないが。

 で、何とかできないかと暇に任せて考えた。恐らく、1つだけあると思いついた。デジタルビデオデッキはi.LINKでデジタル情報を外に出す。これをHDMIに変えてやればいい。
 だが、変換ケーブルはない。代わりに機器はブルーレイレコーダーを使う。我が家のBW800にはi.LINK入出力端子とHDMI出力端子が備わっている。i.LINKで受け取った信号をHDMIで出すことができるはずだ。だから、もう一台、ブルーレイレコーダーを買えばできるはずである。
 はず、というのはやったことがないからである。我が家のBW800には両方の端子があるが、我が家のテレビにはHDMI入力端子がなく、i.LINKで受け取った信号を、リアルタイムでHDMIから出すことができるのかどうか確認しようがないのである。
 これができないとなると、デジタルビデオテープのディスク化は、現時点では不可能なのだが……。

 しかし、できるとしてももう1台ブルーレイレコーダーがいる。パナソニックで一番安いDIGA DMR-BR500でも、現時点の価格は7万4980円だ。それに、ケーブル類も買わなくちゃいけないから、何と、必要な投資額はざっと20万円にもなる……。

 知は力なりという。が、その知を実行しようとすると多額の資金が必要になる。
 何ともやりきれない現実だ。
 我が家のデジタルビデオテープ、いつになったらディスクになるんだろう?

 

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