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 2008年4月30日 中休み

 本日は出社。よって本棚作りは中休みだ。我が肉体は久々の休暇を楽しむ1日である。

 で、会社に出かけようとして2つの異変に気が付いた。

 久しぶりに腕時計をしようとした。私の腕時計には金属バンドがついている。時計とバンドでできた金属製の輪っかに手を通し、手首で止めるタイプだ。
 いつものように、この輪っかに左手を通そうとした。ん? 通らない! このバンド、いつの間にこんなにきつくなったんだ?
 じっと左手を見た。おかしい。何かがおかしい。なんだか不格好だ。
 左右の手を比べてみた。あれっ!? 左手が右手の1.2倍ほどあるぞ!
 腫れているのである、私の左手が。右手が腫れるのなら分からないこともない。電動丸鋸も、電動サンダーも、電動ドリルも、右利きの私はすべて右手で使う。4日間に渡って微振動を受けてきたのだから、ひょっとしたら腫れぐらい出るかも知れない。でも、何で左手?
 思い出した。昨日電動丸鋸で1×4材を切断している時、2度ほど丸鋸が飛び跳ねた。原因は不明だが、そのため、左手で押さえていたカット用のガイド板が激しく跳ね上げられ、左手親指の付け根が痛んだ。
 そうか、ひょっとしたら軽い突き指をしてしまっていたのか……。

 ソックスをはきかけた。ふと見ると、右足の外側のくるぶしが膨らんでいる。それだけでなく、黒ずんでいる。内出血しているらしい。
 4日間、ほとんどの時間、木の床にあぐらをかいて座り、作業を続けた。外側のくるぶしは床に押しつけられ続けた。右の外側のくるぶしは、かつて水がたまったことがある。放っておいたらいつの間にか元に戻ったが、私の体の中ではあまりできのいいパーツではない。それが、そうか、今度は内出血ときたか。

 にしても、だ。たった4日間の作業で、肩、腰の痛み、腕の張りに加え、これだけの異変が現れる。私の体も順調に老いている。
 情けない。だが、笑うしかない。笑いながら付き合っていくことにしよう。

 今日の朝日新聞社説は大型である。

 【地球環境―人類の足場が危うい】
 環境問題の厄介なところは、我々の暮らし自体が環境を壊すことなしには維持できないことだ。農産物を作る田んぼも畑も、すでにして原野ではない。植物が育つから自然な感じはするが、実は人間が自然をねじ伏せ、自分たちのために自然を利用する行為でしかない。つまり、農業は自然ではない。
 自然でないばかりか、地球環境の悪化にもつながりかねない。中国は食糧増産のため、かつては牧草地であった草原を積極的に農地化した。ところが、それが砂漠化の引き金を引いた。一度始まった砂漠化はなかなか止まらず、すでに北京の近郊まで延びてきていると報じられている。
 世界で初めて農業が始まったメソポタミアが砂漠化した一因も、過度の農業活動で土壌が枯れていったことだと指摘されている。
 人類は農業を発明して安定した暮らしを手に入れた。だから人類は文明を生み出すことができた。ヒッタイト族が先鞭をつけた鉄器文明も、膨大な森林を食い尽くした。ギリシャにはげ山が多いのは、木を切りすぎて再生不能になったためだ、と読んだことがある。
 我々は、我々の暮らしを続けるだけで地球を食い荒らしている。そして、文明が高度になればなるほど食い荒らし方は激しくなる。中国がアメリカ並みの暮らしをし始めたら、地球環境への負荷は跳ね上がる。だが、中国の人々が豊かになる権利は、誰も奪えない。
 恐らく、地球環境をあまり悪くしない最大の手段は人口の抑制だろう。だが、地球人口は最近の40年間で2倍に増えた。人口の抑制すらできない人類に地球環境を守ることができるか? そんな魔法のランプみたいなうまい話が本当にあるのか?
 「何ができ、何をしなければならないのか。これから多彩な社説を通じて、改めて考えていきたいと思います」
 という宣言に期待する。きっちりした科学的裏付けのある提案を読みたい。
 温暖化防止にどこまで役にたつか分からないといわれる二酸化炭素排出量抑制ですら、様々な利害が対立してなかなか緒に就かないのが人類の現状だ。実行可能な提案である必要があることもいっておきたい。

 

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